「トヨタの社債は個人でも購入できるの?」
「最近話題のデジタル社債って何?」
トヨタグループは社債の発行実績が豊富で、トヨタ自動車本体に加え、金融子会社や海外法人を通じて幅広く社債を発行してきた実績があります。
特に近年では、トヨタ初となるデジタル社債(セキュリティトークン社債)が登場し、新しい仕組みを取り入れた個人向け社債として話題を集めました。
一方で、国内で個人が購入できるトヨタの個人向け社債は発行回数が限られており、常に投資機会があるわけではありません。
また、トヨタ社債は高い信用力と引き換えに利率は控えめで、高い利回りを求める投資家には向きにくい側面もあります。
そこで本記事では、トヨタの個人向け社債について、これまでの発行実績、トヨタ初のデジタル社債の特徴、メリット・デメリット、購入方法などをわかりやすく解説します。
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トヨタの個人向け社債とは?発行実績と特徴
まずは、関連会社を含むトヨタグループの社債について、発行実績や特徴を確認しておきましょう。
トヨタはどんな社債を発行している?
トヨタグループは、国内外で多様な社債を発行しています。
社債の発行主体はトヨタ自動車本体に限らず、金融子会社やグループ会社、海外法人など多岐にわたっており、主に機関投資家向けに大規模な資金調達が行われています。
特にトヨタ自動車およびトヨタファイナンスは、無担保普通社債を中心に継続的な発行を行っており、発行額や残高の規模は国内企業の中でもトップクラスに位置づけられます。
トヨタグループ社債の主な発行体
| 主な発行主体 | 区分 | 主な社債の種類 | 発行規模 | 主な投資家層 |
|---|---|---|---|---|
| トヨタ自動車株式会社 | 中核企業 | 普通社債 | 発行額・残高 ともに国内最大級 | 主に機関投資家 個人向けは限定的 |
| トヨタファイナンス 株式会社 | 金融子会社 | 保普通社債 デジタル社債 | 安定的に 大規模発行 | 主に機関投資家 個人向けは限定的 |
| トヨタ通商、豊田自動織機 豊田合成、トヨタ紡織など | グループ会社 | 普通社債 | 発行規模 は中規模 | 機関投資家 |
| Toyota Motor Credit Corp. Toyota Motor Finance (Netherlands) B.V.など | 海外子会社 | 外貨建社債 | 海外市場で 継続的に発行 | 個人・機関 (外債として) |
こうしたトヨタグループ各社による継続的な資金調達を背景に、トヨタ自動車の連結ベースでの社債残高は、2025年3月末時点で約7,885億6,000万円に達しています。
また、トヨタの海外グループ法人も独自に社債を発行しており、一部が日本の証券会社を通じて外国債券(外債)として個人投資家向けに販売される例もあります。
代表的なのは、トヨタモーターファイナンスやトヨタクレジットコーポレーションで、為替変動リスクには注意が必要ですが、比較的少額から投資できる外債として提供されています。
個人向け社債の発行は極めて少ない
一方で、国内で発行される円建て社債の大半は機関投資家向けであり、トヨタグループが個人投資家向けに社債を発行するケースは非常に限られています。
これは、トヨタが必要な資金を機関投資家からの大口調達で十分に賄えることや、個人向け社債の発行には販売コストや事務手続きの負担が大きいことが理由として挙げられます。
直近10年を見ても、個人向けとして発行された社債はわずか2回にとどまっており、定期的に募集が行われているわけではありません。
トヨタグループの社債発行一例(2025発行分)
| トヨタファイナンス株式会社 第1回無担保セキュリティトークン社債 (社債間限定同等特約および譲渡制限付) | トヨタ自動車株式会社 第25回無担保社債 (社債間限定同等特約付) | |
|---|---|---|
| 起債日 | 2025/02/19 | 2021/03/12 |
| 償還期間(満期) | 2026/03/03 (1年) | 2026/03/27 (5年) |
| 利率(年率) | 0.83% | 0.1% |
| 債券価格 | 10万円 | 100万円 |
| 格付け | AAA(R&I) / AAA(JCR) A1(Moody’s) / A+(S&P) | AAA(R&I) / AAA(JCR) A1(Moody’s) / A+(S&P) |
このように、トヨタの社債に投資したい個人投資家にとっては、購入機会が非常に限られているのが現状です。
一方で、2025年に発行されたセキュリティトークン社債(デジタル社債)は、こうした状況に一石を投じる新しい試みとして注目されています。
2025年発行のトヨタ初のデジタル社債とは?
トヨタ自動車の金融子会社にあたるトヨタファイナンス株式会社は、過去10年で1度だけ個人向け社債を発行しています。
2025年2月に起債されたこの個人向け社債は、従来型の社債とは異なり、ブロックチェーン技術を活用したデジタル社債で、トヨタグループ初のセキュリティトークン社債として発行されました。
発行主体はトヨタファイナンス株式会社
今回のデジタル社債を発行した「トヨタファイナンス株式会社」は、トヨタ自動車の連結子会社として、グループ全体の資金調達や金融サービスを担う中核的な金融会社です。
自動車販売に関連する各種金融サービスを提供しており、トヨタ車・レクサス車の購入者向けローンやリース、クレジットカード事業、販売店向けの金融支援などを幅広く手がけています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | トヨタファイナンス株式会社 |
| 親会社 | トヨタ自動車株式会社(連結子会社) |
| 主な事業 | 自動車ローン、リース、クレジットカード、販売金融 |
| 位置づけ | トヨタグループの金融事業を担う中核会社 |
| 社債発行 | 国内外で継続的に実施(主に無担保普通社債) |
業績面でも、トヨタ自動車グループの販売規模を背景に安定した収益基盤を有しており、社債発行体としても長年にわたる実績があります。
トヨタ初の個人向けセキュリティトークン社債として発行
2025年に発行された「トヨタファイナンス株式会社第1回無担保セキュリティトークン社債(社債間限定同等特約および譲渡制限付)」は、ブロックチェーン上で発行されるデジタル社債です。
社債の保有情報や権利管理は、三菱UFJ銀行グループが提供する、セキュリティトークン(ST)を発行・管理するためのプラットフォーム「Progmat」上で行われます。

社債がブロックチェーン上で管理されることで、発行体は投資家情報を把握しやすくなり、その結果、今回のデジタル社債では電子マネーの付与といった特典が投資家に還元される仕組みが用意されています。
ほかにも、ブロックチェーン上で社債を発行・管理することで、発行・管理コストの削減、取引履歴の透明化、将来的な24時間365日取引による流動性向上が期待されています。
こうした効率化により、発行体は小口・個人向けの社債を発行しやすくなり、今後、これまで購入機会が限られていた個人投資家にも投資のチャンスが広がるのではと期待されています。
発行条件 (利率・償還期間・債券金額・格付け)
トヨタファイナンスの第1回デジタル社債の主な発行条件は以下の通りです。

引用:トヨタファイナンス株式会社
本デジタル社債は、年限1年の短期、1口10万円という小口で設計されており、個人投資家が参加しやすい点が特徴です。
発行総額は10億円と小規模である一方、格付はAAAと高く、トヨタファイナンスの信用力を前提とした安定性の高い社債といえます。
ただし、利率は年0.83%と、1年という年限を考慮しても決して高い水準ではありません。
同時期には1%を超える定期預金金利を提供するネット銀行もあり、投資適格級の他の個人向け社債と比べても低めの水準です。
そのため、本社債は利回りを追求する商品というよりも、高い安全性を重視し、トヨタグループを応援したい人やデジタル社債という新しい仕組みを利用したい人に適した商品といえます。
安定収益×高利回りの優良投資先
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| 投資 対象 | 日本のバリュー株を主軸に、債券、不動産、Web3事業など幅広く分散 | 新興国で年商25億円突破、約50店舗を展開する企業への事業融資 |
| 利回り | 年間17.35% (2024年度) | 年間12%(固定) |
| 配当 | 決算時に受け取りor再投資 | 年4回3%ずつの分配or再投資 |
| 最低 投資額 | 500万円 | 500万円 |
| 特徴 | 証券業界30年超のベテラン投資家が代表。透明性・信頼性◎ | 出資者累計120名、出資額平均750万円、継続率99%超 |
| 投資 方法 | 問い合わせ後に 面談 | 問い合わせ・資料請求後に面談 |
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トヨタの個人向け社債のメリット
トヨタの個人向け社債は、発行機会こそ限られているものの、高い信用力を前提に、安定性を重視した運用を行いたい個人投資家にとって一定のメリットがあります。
高い信用力を背景にした安全性
トヨタの個人向け社債は、トヨタグループの強固な財務基盤と高い信用格付けを背景に発行されています。
2025年発行のデジタル社債では、格付投資情報センター(R&I)と日本格付研究所(JCR)から最高ランクのAAA格付けを取得しており、海外格付け機関からは、ムーディーズからA1、S&PからA+の評価を得ています。
これらは「債務履行の確実性が非常に高い」ことを表す格付けで、元本や利息の支払い能力という点では、国内でもトップクラスの信用力を持つ発行体です。
定期預金より高い利回りが期待できる
トヨタの個人向け社債は、利回り水準は年0.83% (2025年2月発行) と高くはないものの、一般的な銀行の定期預金と比べると、やや高く設定されています。
例えば、デジタル社債が発行された2025年2月時点で、メガバンクの1年定期預金の金利が0.275%程度であったことを考えると、約3倍程度の利回りとなります。
ネットバンクでは同時期に1%を超える定期預金を提供する銀行もありましたが、ネットバンクを利用していない人にとっては利回り面で一定の魅力があります。
もっとしっかり増やしたい
人向けの代替投資先
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償還期限が明確で資金計画を立てやすい
社債は発行時点で償還期限や利率が確定しており、満期まで保有すれば原則として額面で償還されます。
例えば、トヨタのデジタル社債は償還期限が1年(2026年3月3日)と短期で、「いつ / いくら戻るか」が明確です。
価格変動リスクを抱える株式や投資信託と比べて将来の資金回収時期を見通しやすく、教育資金や住宅購入の頭金など、使い道が決まっている資金の運用先として適しています。
株式とは異なる値動きで分散効果が期待できる
社債は、一般的に株式とは異なる値動きをするため、ポートフォリオ全体のリスクを抑える役割が期待できます。
株式は業績見通しや株式市場の需給、金利動向などの影響を受けて価格が大きく変動しますが、社債は満期保有を前提とすれば、途中の価格変動に左右されにくく、あらかじめ定められた利息と元本の償還が見込めます。
特に、トヨタグループのように信用力の高い発行体の社債は、株式市場が不安定な局面でも相対的に価格が安定しやすく、株式中心の資産構成に組み入れることで、値動きのブレを抑える効果が期待できます。
デジタル社債ならではの特典や付加価値がある
2025年発行のトヨタのデジタル社債は、「トヨタウォレットST債」という愛称でも呼ばれており、ブロックチェーンを活用する仕組みに加えて、購入者向けの特典が設定されています。
これは従来の紙・電子記録型社債にはない付加価値です。
具体的には、社債の購入金額に応じてTOYOTA Wallet残高として1,000円〜10,000円相当のプレゼントが用意されており、TOYOTA Walletアプリを通じて電子マネーが贈呈されます。
トヨタ個人向け社債のデメリットとリスク
安定性やシンプルな仕組みが魅力のトヨタ社債ですが、一方で投資先として注意しておくべきポイントもあります。
ここでは、購入前に理解しておきたい主なデメリットやリスクを整理して見ていきましょう。
投資機会が非常に限られている
トヨタグループの個人向け社債(円建て)は、発行頻度が少なく、常時購入できる商品ではありません。
直近10年を見ても、個人向け社債の発行はわずか2回にとどまっいます。
また、個人向け社債が発行されたとしても、発行額が小さくすぐに売り切れてしまう可能性もあります。
実際、2021年にトヨタ自動車が発行した個人向け社債は1000億円規模であった一方、2025年にトヨタファイナンスが発行したデジタル社債は10億円と、小規模な募集にとどまりました。
「トヨタ社債に投資したい」と考えていても、実際に購入できる機会は非常に限定的であり、計画的に資金を投じにくい点は大きなデメリットといえます。
利回り水準は相対的に控えめ
社債の利回りは、基本的に「国債利回り+信用スプレッド(発行体の信用リスクに対する上乗せ金利)」で決まるとされています。
トヨタのように信用力が極めて高い企業の場合、この信用スプレッドは小さく抑えられるため、その分、利回りも低めに設定される傾向があります。
例えば、トヨタのデジタル社債の利率は年0.83%で、仮に100万円を1年間保有した場合の利息は、わずか6,600円(税引き後)ほどです。
- 税引前:8,300円(=1,000,000円×0.83%)
- 税引後:約6,600円(=8,300円×(1−20.315%))
そもそも社債は、数ある投資商品の中でも低リスク・低リターンに位置づけられる金融商品で、値動きを抑えて資産を守る役割に適しています。
一方で、「積極的に増やす」ことを目的とする場合には、株式やオルタナティブ投資など、よりリターン特性の異なる商品と組み合わせて考える必要があります。
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インフレ負けするリスクがある
トヨタ社債を含む一般的な社債は、発行時に利率が固定されるため、インフレが進行すると実質的な利回りが低下するリスクがあります。
実際、近年はインフレが進んでおり、利息は受け取れていても、実質的には資産がほとんど増えていない、あるいは目減りしているケースも見られます。

例えば、トヨタファイナンスのデジタル社債(年利0.83%)が発行された2025年は、前年比で約2.7%物価が上昇しました。この場合、利息は受け取れていても、実質的な資産価値は目減りしていたことになります。
今後は、市場金利の上昇に伴い、社債の利率も徐々に上昇していく可能性がありますが、一方で、インフレ率も2%前後で推移すると見込まれており、金利上昇がそのまま実質的な資産増加につながるとは限りません。
増やすことを主目的とするのであれば、社債だけに頼るのではなく、成長性のある投資商品と組み合わせて考えることが重要です。
途中売却時には価格変動の影響を受ける
個人向け社債は、満期まで保有すれば額面で償還されますが、途中で売却する場合は市場価格(=時価)での取引となります。
金利上昇局面では債券価格が下落しやすく、売却タイミングによっては元本割れが生じる可能性があります。
2021年に発行されたトヨタ自動車の個人向け社債は満期5年の中期債でしたが、この期間中、個人向け国債の利回りは大きく上昇しており、既発の低利率社債を途中売却する場合、価格が下落しやすい環境にあったといえます。

そのため、金利上昇後により有利な条件の債券へ買い替えたいと考えても、途中売却では元本割れのリスクが生じやすく、結果として「満期まで保有せざるを得ない」状況になりやすい点には注意が必要です。
デジタル社債は流動性や取扱いに制約がある
デジタル社債は発行事例が少ないため、将来的にどの程度普及し、流動性が高まるのかはまだ不透明です。
現在のところ、デジタル社債に対応する証券会社やプラットフォームも限られており、従来型社債と比べて途中売却のしやすさ(流動性)には制約があります。
またこれまでに発行されたデジタル社債は、特典継続のため譲渡制限付きまたは二次流通が実質的にないものが大半で、トヨタのデジタル社債も譲渡制限付き(=満期保有前提)での発行でした。
このように、デジタル社債は新しい仕組みならではの魅力がある一方で、流動性や使い勝手の面では制約がある点を理解したうえで検討することが大切です。
補足コラム | 社債リスクを考えた資金の置きどころ
トヨタの個人向け社債やデジタル社債は、信用力の高さが魅力である一方、その安全性ゆえに利回りは低く、インフレ局面では実質的な資産価値が目減りしやすいという特性があります。
途中売却のしにくさや、購入機会の少なさなどの課題もあるため、資金を効率よく運用するためには、社債以外の分散投資先もあらかじめ想定おくことがが大切です。
社債のような定期収入を望む方は、事業融資型のプライベートデット投資も選択肢の一つです。
例えば、ハイクア・インターナショナルでは、ベトナムの日系企業への事業融資を通じて、年4回の定期分配(年12%の公定配当)を想定した運用が行われています。
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トヨタ個人向け社債の購入方法・取扱証券会社
トヨタグループの個人向け社債(円建て)は、過去10年間でわずか2件です。
2025年に初めてデジタル社債が発行されたばかりであり、今後は従来型の普通社債とデジタル社債の両方が発行される可能性があります。
また、トヨタグループの海外子会社が発行する外貨建て社債についても、国内の証券会社を通じて購入できるケースがあります。
これらは購入方法・取扱証券会社が全く異なるため、以下で分けて解説します。
従来型社債の購入方法
従来型の個人向け社債は、主要な証券会社を通じて購入します。
過去の発行実績を見ると、トヨタグループの個人向け社債は、野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などの対面型大手証券会社で取り扱われていました。
- 取扱証券会社で証券口座を事前に開設
- 証券会社のウェブサイトやメールで募集情報をチェック
- 募集期間中に証券会社の窓口またはオンラインで購入申込み(先着または抽選)
- 購入が確定したら指定日までに代金を支払う
ただし、発行機会が非常に限られているため、普段から証券会社の新規社債募集情報をチェックしておくことが重要です。
デジタル社債の購入方法
2025年に発行されたトヨタファイナンスのデジタル社債では、大和証券の証券口座での申込に加えて、TOYOTA Walletの登録・連携が必要でした。
- 取扱証券会社(例:大和証券)で証券口座を事前に開設
- TOYOTA Walletアプリの事前登録・連携
- 募集期間中に証券会社のオンラインポータルで購入申込み(先着または抽選)
- 購入が確定したら指定日までに代金を支払う
- TOYOTA Wallet上でトークン受領・電子マネー特典付与
デジタル社債の場合、通常の証券口座だけでは完結せず、専用デジタルプラットフォーム(TOYOTA Wallet)への登録が必要になる点が最大の違いです。
今後トヨタグループがどちらの形式で個人向け社債を発行するかは不透明ですが、両方の購入ルートに対応できるよう準備しておくと、投資機会を逃さずに済むでしょう。
外貨建て社債の購入方法
トヨタグループでは、海外子会社(主にトヨタモータークレジットコーポレーション、トヨタファイナンスオーストラリア)も米ドル建て・豪ドル建てなどの外貨建て社債(外債)も定期的に発行しています。
- 外債を取り扱う証券会社で口座を開設
- 証券会社の新発債・既発債一覧から銘柄を選択
- 購入時点の為替レート、利回り、償還日などを確認して購入
トヨタ海外子会社の社債は、主にSBI証券・楽天証券・大和証券などで「外債」として販売されており、募集時に新発債として購入するケースのほか、既発債を流通市場で買い付ける形が一般的です。
利回りは3~5%台と円建ての個人向け社債よりも高めですが、為替リスクを伴うため、慎重な検討が必要です。
インフレ下でもしっかり増やしたい人のおすすめ投資先
ここまで見てきた内容を踏まえると、トヨタの個人向け社債は、誰にとっても万能な商品ではありません。
信用力や安定性を重視した運用には適した商品ですが、利回り水準は高くなく、インフレ環境下では資産を大きく増やす目的には向きにくい側面もあります。
そのため、安定性を重視する資産の一部として社債を活用しつつ、別の運用先で収益性を補完するという考え方が現実的です。
その選択肢の一つとして注目されるのが、プロの運用によって安定的な収益獲得を目指すヘッジファンドです。
今回は、実績と信頼性を重視して厳選した2つのヘッジファンドをご紹介します。
ハイクア・インターナショナル【年利12%固定・安定重視】

ハイクア・インターナショナルは、年利12%の固定配当を安定的に目指すヘッジファンドです。
社債が金利水準や信用環境の影響を受けやすいのに対し、ハイクアはベトナムで展開する日系小売・関連事業への事業融資を収益源としており、株式市場や債券市場の短期的な変動に左右されにくい運用構造を採っています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運用会社 | 合同会社 ハイクア・インターナショナル |
| 設立 | 2023年 |
| 本社所在地 | 日本 (大阪) |
| 年利 | 12% (固定) |
| 最低投資額 | 500万円 |
| 主な投資対象 | SAKUKO VIETNAM (ベトナム企業) |
| 運用手法 | 新興国企業への事業融資 |
| 配当頻度 | 年4回 (3%ずつ) |
| 投資方法 | 1. 公式HPより問い合わせ・資料請求 2. オンラインまたは対面で相談 (無料) 3. 投資を希望する場合は契約 |
年利12%固定配当の仕組みと配当額の目安
ハイクアインターナショナルは、ベトナムで複数の事業を展開する「SAKUKO Vietnam(日本製品専門の小売チェーン)」に対する事業融資を通じて収益を得ています。
現在、SAKUKO Vietnam は小売店・飲食・宿泊事業を含む複数事業を展開しており、グループ全体で年間25億円規模の売上を計上しています。
この実店舗ビジネスによる継続的な収益が、投資家への配当の源泉となっています。
| 事業部門 | 展開規模 | 月間売上高 |
|---|---|---|
| SAKUKO STORE | 35店舗 | 約1.5億円 |
| BEARD PAPA | 11店舗 | 約5,000万円 |
| SAKURA HOTEL | 2店舗 | 約3,000万円 |
| グループ合計年商 | – | 25億円 |
こうした事業収益を背景に、ハイクア・インターナショナルでは 年利12%の固定配当を基本方針としており、最低投資額である500万円を投資した場合、年間60万円の配当を受け取れる設計となっています。
| 年数 | 年間配当額 | 累計配当額 |
|---|---|---|
| 1年後 | 60万円 | 60万円 |
| 3年後 | 60万円 | 180万円 |
| 5年後 | 60万円 | 300万円 |
| 10年後 | 60万円 | 600万円 |
配当は 1月・4月・7月・10月の年4回(各3%) に分けて支払われるため、定期的なキャッシュフローを確保することが可能です。
ハイクアインターナショナルのおすすめポイント
ハイクア・インターナショナルは、配当設計や運用の自由度といった点で、一般的な金融商品とは少し異なる特徴を持っています。
- 固定12%配当
年4回 (1月/4月/7月/10月) 各3%ずつ配当
配当受取 (単利) or 再投資 (複利) を選択可能 - 手数料なし
信託報酬などの保有手数料が一切不要 - 配当原資が融資利息
実体事業への融資利息を原資としており、社債に近い安定性を持つ - ロックアップなし
必要に応じていつでも解約可能な柔軟性
ハイクアの固定12%という配当設計は、将来の受取額を見通しやすく、インフレ環境下でも実質的な収益を意識しやすい点が特徴です。
また、信託報酬などの保有手数料がかからないため、余計なコスト計算に悩まされることなく、配当水準と実際の利益をシンプルに把握できます。
5年以内の解約には手数料が発生するものの、解約タイミング自体は自由で、5年経過後は手数料を気にせずいつでも解約できます。
ハイクアでは、こうした運用の仕組みや条件を正しく理解した上で投資してもらうために、投資前に無料の個別相談を実施しています。
公式サイトの問い合わせフォームから予約できますので、少しでも気になる方は一度確認してみるとよいでしょう。
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ハイクア・インターナショナルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

アクション合同会社【年利17%実績・バランス型】

2023年設立の「Action(アクション)合同会社」は、Web3・事業投資・ファイナンスなど、複数の領域に分散しながらリターンを狙うヘッジファンドです。
2024年度 (2024年7月〜2025年6月) には、年間リターン17.35%(税引前)という高い実績を残しており、個人向け社債(年1~3%)の約8~25倍のリターンを実現しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運用会社 | Action合同会社 |
| 設立 | 2023年 |
| 本社所在地 | 日本 (東京) |
| 年利 | 2024年度実績:17.35% ※目標年利:年12〜17%程度 |
| 最低投資額 | 500万円 |
| 主な投資対象 | ・事業投資 ・Web3事業 ・ファイナンス (短期融資など) |
| 運用戦略 | 複数分野への分散投資により安定リターンを追求 |
| ロックアップ期間 | 1年間 |
| 投資方法 | 1. 公式HPより問い合わせ 2. オンラインまたは対面で相談 (無料) 3. 投資を希望する場合は契約 |
高リターンを目指せる理由と利益の目安
アクション合同会社は、単一の資産クラスに依存せず、複数の収益源を組み合わせる運用によって、高いリターンと安定性の両立を目指しています。
高い成長性が期待できる事業投資やWeb3関連投資、流動性の高い運用や安定性を重視したファイナンスなどに戦略的に配分し、市場環境に応じて柔軟に比重を調整する点が特徴です。
実際に、2024年度(2024年7月〜2025年6月)の年間運用実績は+17.35%(税引前)を記録しており、同期間の国内株式インデックスや一般的なアクティブファンドと比較しても、相対的に高い水準となっています。
アクションでは、今後も年率12〜17%程度(税引前)を目安とした運用を想定しています。
例えば500万円を年17%(単利)で運用した場合、10年後の運用益累計(税引前)は約850万円となるシミュレーションです。
| 年数 | 年間運用益 | 累計運用益 |
|---|---|---|
| 1年後 | 85万円 | 85万円 |
| 2年後 | 85万円 | 170万円 |
| 4年後 | 85万円 | 340万円 |
| 10年後 | 85万円 | 850万円 |
個人向け社債(利率1.5~3%程度)では50年以上かかる運用益を、わずか10年程度で達成できる可能性があります。これが高リターンファンドの魅力です。
アクションのおすすめポイント
アクション合同会社は、特定の資産や市場に偏らず、複数の収益機会を組み合わせる運用が特長です。
- 高いリターン実績と成長志向の運用
2024年度は+17.35%(税引前)を記録。市場環境に応じてリターン機会を取りにいく成長重視型の設計。 - 資産配分の柔軟性
事業投資・ファイナンス・Web3関連など複数領域に分散投資。短期・中期・長期の資金ニーズに対応しやすい設計。 - トレイダーズホールディングス株式会社の元代表取締役が運用
『みんなのFX』で知られるトレイダーズHDの元代表取締役「古橋弘光」氏が運用。 - ロックアップは1年
一定の制約はあるものの、長期固定を前提としない柔軟な考え方。資産状況やライフプランに応じた判断がしやすい。
アクションは、配当の安定性を重視する運用ではなく、中長期的にリターンの最大化を狙う設計です。
その分、運用成果は市場環境や投資案件の状況に左右されますが、事業投資・短期ファイナンス・Web3といった複数の収益源を組み合わせて、安定性と成長性の両立を目指しています。
運用は、30年以上にわたり金融業界でキャリアを積んできた、元トレイダーズホールディングス取締役の古橋弘光氏が担当し、顧問として金融業界や政界での経験を持つ木内孝胤氏も助言を行っています。
詳細な運用実績や今後の方針については無料の面談で確認できるため、成長性を重視した運用に関心がある方は、公式サイトからお問い合わせをしてみるとよいでしょう。
アクションについてのより詳しい解説が知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

よくある質問(FAQ)
では最後に、トヨタグループの個人向け社債に関するよくある質問を紹介します。
本記事まとめ「トヨタの個人向け社債は安定性重視の選択肢」
トヨタの個人向け社債は、世界有数の企業グループとしての高い信用力を背景に、安定性を重視した投資先として位置づけられます。
一方で、利回りは控えめで、発行機会も限られているため、資産を積極的に増やしたい人向けの商品ではありません。
2025年にはデジタル社債という新しい形で個人向け発行が行われ、特典付与など従来にない要素も加わりましたが、流動性や取扱いには制約があり、基本的には満期まで保有する前提の商品といえるでしょう。
そのため、トヨタの個人向け社債は、
- 高い安全性を重視したい人
- 短期で確実性の高い運用先を探している人
- トヨタグループを応援する意味合いも含めて投資したい人
に向いた選択肢といえます。
利回りや成長性を重視する場合は、他の投資商品と組み合わせながら、資産全体のバランスの一部として検討することが重要です。
| 代替 投資先 | アクション | ハイクアインターナショナル |
|---|---|---|
| 運営 会社 | ![]() | ![]() |
| 投資 対象 | 日本のバリュー株を主軸に、債券、不動産、Web3事業など幅広く分散 | 新興国で年商25億円突破、約50店舗を展開する企業への事業融資 |
| 利回り | 年間17.35% (2024年度) | 年間12%(固定) |
| 配当 | 決算時に受け取りor再投資 | 年4回3%ずつの分配or再投資 |
| 最低 投資額 | 500万円 | 500万円 |
| 特徴 | 証券業界30年超のベテラン投資家が代表。透明性・信頼性◎ | 出資者累計120名、出資額平均750万円、継続率99%超 |
| 投資 方法 | 問い合わせ後に 面談 | 問い合わせ・資料請求後に面談 |
| 無料 相談 | 公式サイト | 公式サイト |




